FX初心者でも最短で稼げる方法を教えます!

信託保全

FXの信託保全について

FXの信託保全というのは、FX業者が自社の資産と顧客の資産を分けて管理するように信託銀行と契約をし、顧客からの預託金を信託口座にてい管理して保全をはかることをいいます。一昔前までは預託金をFX業者に入れますと彼らの事業資金とまぜこぜにして管理していた時代もあったのです。

 

このやり方ですと経営難に陥ったFX業者は本来証拠金として返却の必要がある資金まで自社の事業資金として借入金の返済に充ててしまったり、運転資金に使ってしまったりということが起きてしまうために取られた措置ということになります。確かにこうした信託保全の制度があれば業者の事業資金との切り分けはできるようになりますので安心ではありますが、この制度というのは資産の元本が保障されているわけではなく、相場変動によって顧客が業者に預託した金額を超える損失が発生した場合には元本を割ってしまう可能性は残ります。

 

また信託銀行は信託の依頼を受けた金銭の管理を行うだけですから万が一のことがあってもこうした銀行が顧客に資産の支払義務を負っているわけでもないことは事前に理解しておかなくてはなりません。つまり、最低限の保全の仕組みは導入されましたがリスクは残るということです。