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ミセスワタナベ

相場を動かしていたミセスワタナベ

まだリーマンショックの起きていない2007年頃、東京インターバンク市場で午前中は円高に向けて進んでいたのにお昼を挟んで午後になると、円安に向かうような材料も特にないのに円安に戻っているという事が頻繁にあったそうです。その当時、日本に比べてアメリカやオーストラリアは高金利でスワップ金利を得る事を目的にFXで投資するという事が多く行われていました。

 

FXが広く知られるようになってきたのもこの頃です。午前中円高に進んでいたのを、お昼休みに日本の主婦やビジネスマンが一斉に円売り注文をだし、相場を円安に動かしていたのです。海外のプロのディーラー達にとって日本の個人投資家経ちが相場を動かす力を持っているという事に驚いたようですが、個人投資家を指す用語として、外国人にとって馴染みのある日本人の性を使用してミセスワタナベと呼ぶようになったようです。

 

ただ、為替相場は大きなトレンドで見ると円高傾向となっており、一時的な円安でFXの仕組みも分からず円売りをしていた人たちは、リーマンショックなどの大きな円高相場に遭って大きな損失を出したようです。自分で内容も確認せずに儲かると思ったことに対して妄信的に突っ込んでしまう国民性も揶揄されていました。