テクニカルのだましは割り切りが肝心
FX取引を行っている中で、多くの人はテクニカル指標を参考にしながら売買のタイミングを判断しています。トレーダーによってどんなテクニカル指標を参考にしているかはいろいろですし、同じテクニカル指標を参考にしていても、トレードのスタイルによって売買のスパンが異なってくるので、当然その判断も変わってくることになります。
どういうテクニカル指標を参考にするかは、どのようなトレードをどのようなスパンで行っていくかに大きく影響されるのですが、それを踏まえたうえでテクニカル指標をチェックしていても、実際の値動きが予想と異なったものになるということもあります。買いのサインが出ていたから買ってみたものの、その後に下がってしまうこともあれば、売りのサインが出ていたから売ってみたものの、その後に上がってしまうという事もあります。
このテクニカルのサイン通りに動かないことをテクニカルのだましと言います。これは長い間トレードを行っていれば誰でも必ず直面するものです。しかしだましを恐れていてはせっかくサインが出ていても儲けるチャンスをみすみす逃してしまうということになります。テクニカルには素直に従い、だましの時にはすぐに損切ることが大事です