FX初心者でも最短で稼げる方法を教えます!

スプレッド比較

スプレッドで比較

FX会社名 ドル円 ユーロドル ユーロ円 豪ドル円 ポンド円
ヒロセ通商 0.3 0.5 0.5 0.8 1.3
GMOクリック証券 0.3 0.5 0.6 0.7 1.1
DMMFX 0.3 0.5 0.6 0.7 1.1
JFX 0.3 0.5 0.5 0.8 1.3
FXブロードネット 0.3 0.3 0.5 0.6 1.0
外為どっとコム 0.3 0.5 0.6 0.7 1.1

2016年10月26日現在

 

FXをする上で投資家に直接かかわってくるのがスプレッドです。これは取引手数料として見る事ができ、取引する毎にかかってくるものですのでスプレッドは狭ければ狭いほど得であると言えます。スキャルなどの短期トレーダーであればFX口座比較でスプレッドが狭いものを選ぶのは必須であると思います。

 

また、ヒロセ通商、GMOクリック証券、DMMFXなどでは各通貨ペアでスプレッドが狭く設定されていますが、FXブロードネットや他のFX口座では特定の通貨ペアに絞ってスプレッドが狭いなど特色があるので、自分がどのような通貨ペアの取引をするのかも事前に確認しておくことが良いでしょう。

そもそもスプレッドって何?

 

こちらはヒロセ通商のLIONFXのレートパネルです。USD/JPY(ドル円)であればBIDと書かれているレートで売ることができ、ASKというレートで買う事ができます。この差額が上であれば0.3銭でありこれがFX会社の手数料となります。

 

例えば、1万通貨を売り買いすると10,000×0.3銭=30円の手数料(スプレッド差益)となります。これを1日10万通貨取引すれば300円かかることになりますし、1カ月単位で300万通貨すれば9,000円の手数料となります。これがドル円のスプレッドが0.6銭であれば単純計算で2倍となり、1万通貨で60円、10万通貨で600円、300万通貨で18,000円となります。同じドル円の売り買いなのに、FX口座が違うだけでこれほどの差が広がってしまうのです。

見せかけのスプレッドに注意!

スプレッドが狭い事が重要な事を解説しましたが、実はそれだけでは不十分なのです。コスト中でFX口座を選ぶのであれば、必ず約定能力とセットで選ぶべきです。FXはいくらスプレッドが狭くても約定しないと意味がありません。ドル円のスプレッドが0.3銭となっていても、実際に約定するととんでもないレートで付くと言う事があります。

 

一昔であれば、クルクル詐欺と言われて、チャンスと思った時に発注しても画面が固まってしまってアイコンがクルクルと回った状態となり、不利なレートで約定させられるというものです。最近ではさすがにそれも減ってきてはいますが、よく言われるストップ狩りなど不正操作に繋がることになるので、見せかけだけのスプレッドに気を取られてしまっては危険なのです。スプレッド比較をする時には必ず約定能力が高いFX口座を選びましょう。

 

スプレッドが狭いとそんなに有利なの?

例えば、数年前まではドル円のスプレッドは1.0銭などが当たり前でした。今は0.3銭がスタンダードなのでまさに3倍以上の手数料を払っていたことになります。しかし、それだからと言ってFXで勝てる人がいるかと言えばそうではありません。スプレッドが狭くなったからと言ってそれだけで安心と言う事ではなく、根本的には勝てる手法を習得して実践できるかどうかがポイントとなります。

 

確かに、以前と比べるとスプレッドコストは削減できているかもしれませんが、トレードの中での損益で考えるとわずかなことであって、FX手法でどっかんと負けてしまっていてはどうしようもないと言う事なのです。

 

スプレッドは狭ければそれだけ手数料が削減できますが、それに固執してトレードスキルの研究をしなければ本末転倒となってしまうので、短期トレードをメインでするのかスウィングトレードをメインでするのか、スワップトレードがメインなのかなど自分のスタイルに合わせたFX口座を選んでいくことが大事です。スプレッドの差は各FX口座への使用料として考えて勝率があがるほうを優先して活用することが良いと思います。

スプレッドは本来一定ではない!?

 

スプレッドは固定で提供しているFX会社が多いのですが本来は一定ではないのです。というのも、FX会社が投資家にレートを出している仕組みとしては、FX会社がた金融機関等(インターバンク)からレートを貰ってそれを提供しているので、自社だけで決められるというものではないのです。

 

提供元が悪いレートで出してくれば当然、投資家に渡すレートも悪くなって当たり前なのです。自社で赤字覚悟のレートを配信しているなら別ですがFX会社もここが収益源となるのでシビアにならざるを得ないのです。だから、世界経済が悪化というニュースが飛び交う中で提供元もリスクを嫌うタイミングはスプレッドがワイドになってしまう可能性があります。

 

しかし、一方でスプレッドをほぼ固定にできる仕組みもあります。それはFX会社が投資家にレートを出している場合です。提供元がなくFX会社が独自にレートを配信していればレートは一定でいられます。この場合FX会社の収益源は投資家の損失がFX会社の利益となるので利益相反状態となってしまいます。

 

利益相反状態という事はFX会社は投資家にできるだけ勝ってほしくないわけなので、レートの動きを少し変えたりしていわゆるストップ狩りなど不正な行動を取りやすくなるのです。それらの操作は内部でしかわからないので闇から闇へとなるわけです。スプレッドは安定するけどそういうデメリットもあるということなのです。

 

こられのどちらが良いのか?は一長一短なので自分でやってみて判断するしかありません。自分の取引手法やスタンスにあうかどうかを試して最適なFX口座を選ぶことが良いでしょう。面倒くさいなと思うかもしれませんが、情報を鵜呑みにするのではなく、自分で確かめて納得して投資は行うべきなのです。