スワップ取引のコツ
スワップ取引は為替の差損益を狙うのではなく、高金利通貨などの金利差をコツコツと取っていくやり方になります。銀行などでは外貨預金として扱われているものと同じようなイメージで問題はないと思います。FXでするほうが資金効率がよく手数料も安いのでお得なので、外貨預金からFXのスワップトレードをする人も昨今では増えているようです。
しかし、スワップトレードは他の運用方よりも難しいと言えます。それは途中でスケベ根性が出てしまい差益金でも儲けようと思うからです。スワップトレードではあくまでも丸代金を用意するつもりで、値段が下がってくれば買い増すということが大事です。例えば、豪ドル円が80円だとすると、1円下がるごとに1万通貨毎買い増していくようなイメージが良いでしょう。
スワップ取引のコツ
これはトレードと言うよりは長期的な計画を実行していくようなものです。その場で安いだろう、高いだろうという相場観が入るとうまくいきません。あくまでもスワップ金利を取る事を目的として、利益は少なくともスワップ金利を受け取り続ける事を主眼においてやりましょう。
スワップ金利を貰うために安くなっても少しずつ買い支えていこうと思って、リーマンショックのように急激な円高となりポジションがカットされて、スワップ金利以上の損失が出てしまったと言う事はよく聞きます。不測時に備えてできる限り預託金は多めに入れておきましょう。
スワップ取引は計画が全てになりますが、全てをシミュレーション通りにやれる人はいません。やっていく中で上手く行かない事がでてしまいますが、これまでポジションを保有しているからと言って意地になって無理やり継続しようとする人がいますが失敗のもとです。投資はわからなくなればスクウェアにすることが基本なのです。
スプレッドと同じでFX口座によってスワップ金利は全然違います。同じリスクを保有しながら運用していたとしても倍ほど違う場合もありますので、知らないと言う事はそれだけ損をしていることですので、事前に有利なFX口座をチェックしておく必要があります。