計画を持った運用をする
ＦＸはバクチと混同されてしまう事がありますが、この両者には大きな違いがあります。それはバクチが運否天賦の運だけ勝負であることに対して、ＦＸなどの投資は結果を基に改善することができて、根拠に基づく改善で結果を上げて行くことができることです。だからこそ、投資の運用だけで生活している人も多数おられてそのようなマーケットが存在しているのです。
そして、運用と考える中で大事なことは計画を持つと言う事です。
運用とは継続可能であるということが前提になるので、投資の資金がなくなってしまえば全てが終わりです。それを回避するために長期の計画を立ててリスクヘッジをするのです。一番単純な計画と言えば、1日の許容損失額を極めてその範囲でトレードをすることです。チャンスもピンチもあると思いますが、その計画に則って粛々とするのです。
ここで失敗しやすいことが、熱くなってルールを破ってしまう事です。特に例外と自分で称して特例を作ってしまえばなし崩し的になりルールは形骸化してしまいますので、それであればルールを根本から変えて行くことが大事です。例外ができるだけないように工夫するのがコツです。
1日の許容損失額が慣れてくれば1週間単位、1カ月単位と決めて行くことが良いでしょう。1週間単位であれば5営業日分融通が効くため、より勝負所を見極めて勝負をすることができます。会社で例えると、社員から係長に昇格となるように、投資に使う事ができる資金と日数が大きくなるということです。新入社員時から社長のようなトレードの仕方をするから破滅するのであって、初めての人は勝っても負けても1日単位で考えてトレードをする事が良いでしょう。
さらに、それが出来てくるようになると成績は安定化してくるでしょう。自信もついてきてもっと大きく稼ぎたいと考えるようになると思います。そうなると、1つのやり方で資金量を増やして勝負をすることもお薦めですが、スキャル、デイトレ、スウィングなど取引手法を横断的に勉強してトレードできるようになることが良いと思います。
相場は天気と同じでどのようなものになるかわかりません。例えば、現場で仕事をする人で雨が続けば収入がなくなるように、ＦＸでもスウィング手法しかわからない人であればレンジ相場となった時に収入がなくなってしまいます。だから、レンジ相場でも稼げるようにスキャルやデイトレ手法を覚えておく必要があるのです。これにより多角的に収益を狙う事ができるのでお薦めできます。