FXのトレード手法をマスターしよう!
FXは将来の為替レートを当てるものであり、いつ売買するかが大事になります。FXで安定的に稼ぎ続けるには、これを明確に根拠を持って売買する方法を学んでおくことが大事です。一般的にはテクニカル分析を主体として習得していくことが有効とされているので、当サイトでもそれを主体に説明していきたいと思います。
また、安定的に勝つためにはファンダメンタルズ分析も欠かせません。為替レートは世界各国の力比べと言われるように、様々な思惑が交錯して動くからです。その流れを把握しておけば勝ちやすい時に勝負をしたりもできます。ただ、ちょっとしたコツも必要になりますのでしっかりと習得してください。
こちらは平均足で、赤になれば買い、青になれば売り。ただそれだけのルールで売買をしていくものです。ローソク足と比べて1本の値段の推移を平均化しているものであまり大差はありませんが、見た目もわかりやすく案外当たります。
また、シンプルで応用的なやり方として上図のように赤線や青線が続かなかった所(ダマシ)は埋められる性質があるため、これから下落してくるような動きとなれば@やAを狙いにくる可能性が高いため、売り勝負をしかけることも良いと思います。デモ取引で練習をしてコツを掴んでください。
テクニカル分析は種類だけでも数えきれないほどのものがありますが、できる限りシンプルなものをシンプルに使う事が大事です。特にFX初心者であれば難しいほうが当たるのではないか?と思って、自分も理解できない難しいものを活用しようと思いがちですが、そもそも自分も理解できないものは使えるはずがありません。そして、何より複雑なものは当たりません。
また、シンプルなものであるにも関わらず、自分で複雑にしてしまう事もあります。自己ルールを当てはめて勝てなくなってしまうパターンです。最初はルール通りにやって勝てるようになってきてから自己ルールを作っていけばいいと思います。愚直に決まったルール通りトレードをする事が良いでしょう。
上図は各国の政策金利表になります。ファンダメンタルズ分析では様々な事が着目されますが、全てのことを理解するのは学者ではないので難しいです。だから、FX初心者は1カ月に1回発表される政策金利の状態をチェックすることをしましょう。
例えば、2015年7月発表分では日本が0.1%、米ドルが0.25%となっており、為替相場は自然と円売りドル買いのドル円上昇に引っ張られやすい状況になっているということです。さらに、今後アメリカの金利は上昇していくことが見込まれていますので、この差が開いて行けばドル買い圧力は加速していくことになります。
このような状態でドル売りを仕掛けると言うのは流れに逆行することになり不利です。上がるか?下がるか?は二分の一として考えるのであれば、流れが優勢なほうに乗ってトレードをするほうが有利であることは間違いがないのです。しかも、ドル強気の時には下げが小さく、上げる時のほうが強いので損小利大を決める事もできるでしょう。
このように政策金利に着目して流れを把握していくことはテクニカル分析で売買ポイントを知ることと同じく重要なのです。