FXのリスク回避方法
FXはリスクとリターンの調整と言えるでしょう。できるだけリスクを小さくしてリターンを大きくさせるにはどうすればいいか?を考え続ける作業になると思います。特にFX初心者であればリターンよりもリスクを小さくするほうを考えたほうがよいです。
理由は、FXについて知らない間に資金がなくなってFXができなくなる人が多いからです。これから勉強してノウハウなどを磨いて行く段階になって退場している事が多くて意味がありません。リスクを最小限にしてできる限り長くFXができるようにしておくことが大事なのです。
自分は1カ月どの程度の損までできるのかを知っておき、負け越している時は辞めることが大事です。無計画でトレードをしてしまうと気が付くと大きな損を抱えていることもあり、そうなると全財産なくなってしまいます。1カ月の損失額や1日の上限なども決めてやると、心も落ち着いてトレードができると思います。
大負けしてしまう人の多くは損切りができないからです。値段が回復するだろうと甘い考えから損切りせずに放置して損失を拡大させてしまう事が多いです。損切りについては癖にすることが大事です。最初は辛いと感じるかもしれませんが、ポジションを取る際には損切り幅も決めて逆指値を同時にする癖を付けることが大事です。
FXは投資でありギャンブルではありません。負ければカッとなって無計画なトレードをしてしまいます。人間なのである程度は仕方ないのですが、それをしていては安定的に勝つことはできません。負け越している時には自分は熱くなっていなのかを確認して、その日はトレードを辞める事も大事です。その日のうちに取り返そうとすると多くはうまくいかないものです。
FX初心者が気を付けるべき点
FXはノウハウを知っている方と言って勝てるというものではありません。それに伴った経験を経てトレードをすることができて利益が付いてくるものです。経験を積む過程では負けがこしてしまう時も少なくないかもしれませんが、何も知らない間に大きな損を出して継続できないようにならないことが大事です。
損切りは戦略に基づいて硬い意志を持って行う
損切りをうまくするポイントはテクニカル分析に基づいて例外を作らずにし続けることです。例外の1度のトレードで大きな損失となってしまうケースが多く、いわゆるコツコツ勝ってもドカンと負けるコツコツドカンとなってしまいます。
上図であれば、107.427を上抜ければブレイクアウトで買いだとすると買いエントリー@で買いを仕掛けた所、予想に反して下落してしまいました。次は直近の安値の106.803を割り込めば損切を履行します。そして、再び買いエントリーAで買いを仕掛けることで大きな利益となりました。まだ上昇局面のチャートであるためトレール注文などを組み合わせることで利益を伸ばせます。
このようにチャンスと思ってトレードをしたにも関わらず、予想が外れるという事は多々あります。その際には必ず損切りを履行してリスクを軽減しましょう。何となく戻りそうだからと言って自分が決めたルールを反故にしてしまうと、仮に1回や2回はうまくいったとしても後々大きなしっぺ返しとして損に繋がります。くれぐれもご注意を。
損切りは小さく多くても良いから必ずする
利食いと違って損切が多くなってしまっても問題ありません。その代わり想定した範囲できっちりとこなしていくことが大事です。予想が外れている時点で自分ではコントロールできない相場となっているため、早めに対処しておくことが必要だからです。