短期売買で圧倒的に強いのはヒロセ通商のLIONFXです。ここ最近ではスプレッドを改善してきており、取引システムも毎月バージョンアップしているため最強と言えるでしょう。GMOクリック証券やDMMFXも短期売買には人気で実績もあるので間違いはないと思います。

日本のFX口座は世界的に比べてもプロが使うインターバンク用のレートよりも良いものが来るみたいです。取引システムも世界的に見ても使いやすく性能も良いため日本のFX投資家は最高の条件の中でFXができると言えます。

※ヒロセ通商ＬＩＯＮＦＸの取引システム（約定力+スピードで有利）

FXで短期運用と言えば、スキャルやデイトレになると思います。スキャルであれば数秒単位で取引を繰り返し行う事が必要です。デイトレであれば1日に数回取引するタイミングを計るというイメージとなります。どちらにも共通している事が、少ない値動きでも確実に利益を取る事が大事と言うことになりますので、FX口座に求められるものはスプレッドの狭さや約定能力、取引システムの使いやすさになります。

ドル円であれば0.3銭、ユーロドルであれば0.5pipsが業界最狭水準となっています。その他通貨ペアでも短期売買をすることができますが、値動きが荒くイレギュラな動きとなりやすい事とスプレッドが広くなるので、できればこの２つの通貨ペアで短期売買はやったほうが良いと思います。

いくらスプレッドが狭くても約定しなければ意味がありません。約定能力が低いと不利なレートと思われるものを掴まされたりする可能性もありますので、約定スピードが早いFX口座を選ぶ必要もあると思います。

短期売買では素早く約定させるまでのオペレーションをしなければチャンスを消してピンチを招いてしまいます。例えば、予想した値動きとならず真逆に動いた時にドテンを仕掛けようと思えば、一気にドテンできるかどうか各FX口座によって違いますので、それができるかどうかなど重要です。

このように短期運用時専用FX口座を選ぶ際のポイントは挙げられると思います。現在のFX業界ではこの短期取引を念頭においたFX口座の作り方をしているので上位のFX口座であればほぼカバーしていると思います。FX初心者であればそれほど意識しなくても良いと思います。経験者であれば自分の取引手法とハマる仕様となっているかデモ取引などで確認すればいいと思います。

また、スプレッドや取引システムなどは各社ともに競争しているので、年々条件が良くなってきており我々FX投資家にとっては嬉しい限りです。ただ、一つ注意すべき事は独自のシステムを使って1秒間に数回も取引をするやり方をすると、不正なスキャル取引とみなされて口座凍結となることがあります。FX初心者には関係ない事ですが、システムを使ったスキャルをする際にはそのようなリスクがある事を認識しておきましょう。

スキャルやデイトレなど短期取引をする際は基本的にテクニカル分析でトレードをすることになると思います。特に数秒間で勝負を決めるスキャルであれば、相場観を考えている暇などないのでチャートの形で判断して反射的にトレードをすることが必要です。つまり、トレードをする前から予めこのような形になれば売買しようというイメージができていなければならないという事です。

このあたりが短期取引は難しいと思われる要因かもしれませんが、投資において戦略であるストラテジーが事前になければ、どのようなやり方をしてもうまくいきません。問題を先延ばしにしているだけなのです。また、短期売買のメリットとしては損失が限定されるので、立て直しやすいということと精神衛生上良いという事です。

具体的なトレード手法としてはブレイクアウトが有効です。これは直近の高値や安値を抜いてくれば同じ方向に売り買いをするというものです。例えば、直近の高値を上回ってくれば買いポジションを持ちます。損切りポイントとしてはそのラインです。利食いは任意ですが10pips程度取れれば良いと思います。途中、ダマシを食らって意気消沈することもありますが、トータルで勝つことが大事ですので多少のロスは覚悟で利益を狙いに行く方法が良いと思います。

また、さらに効率的に利益を狙うならトレール注文を使って利幅を伸ばしていくということもできます。勝率は低くても利幅を伸ばすことができれば、有利にトレードを進めることができます。これはＦＸで勝つための基本的な考え方「損小利大」なのでうまく活用していくことが良いでしょう。

短期売買ではブレイクアウトを使って形で判断するトレード手法が有効