FX初心者でも最短で稼げる方法を教えます!

大きく狙うなら下げ相場

大きく狙うなら下げ相場

FXは人間の心理をレートに表したものと言われるように、人間の心理を考えて行けば勝ちやすい時や負けやすい時がわかるようになってきます。例えば、人間は利益が出る時よりも損失が出ると感じた時のほうが機敏になります。損はしたくない気持ちは何よりも強く行動に移り、我先に逃げようとします。

 

よく、銀行で取り付け騒ぎになった時には我先にと殺到して長蛇の列となりますよね。それと同じで預金する時はみんなバラバラでゆったりとしますが、その銀行が潰れるのではないかという噂が流れると、一気に預金を下ろす騒ぎになってしまいます。これは危険からいち早く逃げようとする本能であり、理屈とかは抜きに行動に起こされます。大衆心理に呑みこまれて自分の判断ではなく行動をしてしまうということです。

 

これを見ておわかりの通りで、ドル円などを扱っている際には上昇する時は徐々にあがっていきますが、下げる時は一気に下げることが多くて、効率的に稼ごうと思えば下げ相場を狙う事が有効であることがわかります。投資歴がない人ほど、この事実をしてっているため売り勝負から挑む人が多く、初心者は売りという概念が理解できないため買いからスタートすることが多いです。

 

だから、初心者は徐々に勝って気を良くしてどんどんポジションを積み重ね行きながら、下げ相場で全てを吐き出して経験者などのプロに持って行かれるという構図が成り立ちます。相場は出来る限りフラットで見る必要はありますが、投資家心理を考えると徐々に上げてくる相場を狙うよりは溜まった買いポジションが吐き出される瞬間を狙う事が有効であると思います。

相場はいつでもフラットにして考えよう

売り勝負から入るほうが良いからと言って、そればかりに固執してしまうと上昇相場を取ることはできません。投資家はいつもフラットな気持ちで相場状況に応じて判断していくことが大事です。急激な下げを期待するあまり、意地になり上昇相場で負け続ける人も少なくなく、結局、大きな下げを取っても数多くの損切りで損切り貧乏になってしまうこともあります。

 

上昇相場ではファンダメンタルズ分析で金利差や経済情勢などの流れをチェックしつつ、テクニカル分析で具体的なトレードポイントを計っていくやり方が良いと思います。徐々に上昇しているなら、節目で一気に下げるポイントを警戒しながらポジションを構築していく必要がありますし、下げ相場の後に半値戻しやトレンド転換はいつ行われるのかなどイメージしながらトレードすることが大事です。

 

売りなら売り、買いなら買いで絞ってトレードをすることも良いのですが、それではせっかくのチャンスを棒に振ってしまいますので、柔軟に相場を捉えてポジションをドテンできるくらいの臨機応変さを持って相場に挑むことが出来れば良いのではないかと思います。