メンタル面が弱くて嫌になってしまいます
心に負担をなるべくかけないようにしましょう。
トレードとは頭で理解していることが実行できないことが少なくありません。それは人間の本能とダイレクトに直結しており感情的になりやすいからです。よく、カットなって相手を殴ってしまったとか、出来心で盗みをしてしまったとか、普通に考えれば理解できない行為を人間はやってしまうことがあります。それは欲求が勝ってしまって行動を制御できなくなるからです。
人間の行動原理は合理的だと思われていますが、案外、非合理的で欲に支配されているといっても良いでしょう。相場ではその欲が最大限に揺れ動されますので、損切りしないといけない時に損切りできなかったり、利食いを伸ばさないといけない時にすぐに決済してしまたったり、と自分でもどうしてそういうことをしてしまったのかと思う事が多々あると思います。
そういう時に自分を責めるのではなく、それが当たり前だと考えるようにしましょう。そして、どうして自分のルールに則ってトレードができなかったのかを考えるようにしましょう。それを自己分析をし続けることが最高の答えに近づくことになります。
ただ、その中で１つ言えることは欲を前面に出し過ぎないことを心がけることで、自分のメンタル面をコントロールしやすくなるでしょう。例えば、１００万円失うと気が狂いそうになるかもしれませんが、１円失うとしてもそれほど気にならないと思います。トレードでもロット数が多すぎたり、レバレッジが高すぎると欲が駆り出されて自己制御ができなくなります。
どうしても自分で制御できないなと思えば、それらを低めに設定することで欲も抑えられます。それでトレードがうまくいくようになれば、徐々にロットやレバレッジを上げていけばスムーズにメンタル面を制御できるようになるでしょう。トレードでハラハラドキドキするというのは身の丈以上のトレードをしているからだと思いますので、平常心でいられるような範囲でトレードはしましょう。